“Western Avenue Torrance, California”
ハウスを守る会の一員が、アメリカ西海岸カリフォルニアに行った際にアメリカンハウスを写真に収めてきてくれたのでまとめたいと思います。
この街はカリフォルニア州トーランス。ロサンゼルス市街、ロングビーチから近く田舎までとはいかないものの穏やかな町並みでした。
3月下旬で日中は気温が20℃を超え、Tシャツ一枚で足りるほど。青空のもとのハウス郡は独特の生活感が浮かび上がり最高のロケーションでした。
1枚目の写真、信号を渡った左手にひと際目立つハウスを発見しました。雑貨屋さんやケーキ屋さんをイメージさせるような、なんともかわいらしい外観のハウス。
心惹かれて近づいてみると…
クリスマスの飾り付けが終わってないだけ?と思いたくなるような雪だるまやオブジェを発見しました。が、全体の雰囲気、色使いが秀逸。
芝生の緑、壁の色と見事にマッチしていました。しかも周りを見渡すとこのようなハウスばかり。恐るべし…。
そのままハウスを眺めながら歩いていると、よく映画で見かけるワンシーンの一つである、庭先に新聞紙が置いてあるという光景が足下にありました。
たしかに庭があまりにも広く、道から玄関横のポストまで距離があるので一軒づつ繰り返していたら莫大な時間がかかってしまうのかも。
などと考えていると、またもやかわいらしいハウスを発見。
この味わいのあるハウスを正面からぐるっと裏庭まで回ると、
トレーラーハウスが!!大きい!その脇にはこれまた巨大なガレージが。この中には男の夢が詰まっているのでしょう。うらやましい気持ちでいっぱいです。
そしてこの庭にはもう1台。良い感じに日焼けしたオレンジ色の車。見る人にとってはただのボロ車かもしれないが私にとっては、とても魅力的に映りました。
さらに隣のハウスの庭にもトレーラーハウスがきちんとありました。多すぎる。
この家の横をまっすぐ歩くと
、
ブランコと滑り台のセットに出くわしました。しかもなんと庭先ではなく、普通の道に植えてある木につけられているものなのです。
こういった遊び心も大事だなと思わされました。
新聞紙の写真があったように、写真を撮っていた時間が早めの時間だったのもあってあまり人に出くわしませんでした。
登校する学生や、出勤するお父さん達がちらほらいる程度。
ちなみにこのハウス群の裏手にはこのような場所もありました。サンドウィッチやデリカテッセン、メキシカンなどが建ち並び、看板がとてもおしゃれでした。
まだ人通りも少なく生活感が見えにくかったので、ここで軽食を食べてから再出発。
またハウスの方に戻ってみると
だんだんと人が増えてきました。散歩する人だったり、洗車したり、ゴミを出していたりと生活スタイルが見えてきました。
そのまま歩き続けると、
!!!!
突然、電柱に貼ってあるこんな看板を見つけました。
YARD SALE!!しかも本日のAM10:00から。これは見に行かねばと矢印の方向へ早足になりながら進むと、
だんだんと見えてまいりました!あの正面のハウスの庭先に商品が見えます。
売り物はこんな感じ。服、靴、かばんがメインでその他に雑貨などもありました。どうせならと買っていこうとしましたが、金欠により断念。
悲しみながら大きなサボテンが目印のこのハウスから後を絶ちました。家主のおじさんも気さくな方でした。
最後にポーチの素敵なハウスを紹介します。
休日にのんびりとこのポーチで椅子に腰掛け、コーヒーでも飲みながらゆっくりしたいなと思うほどにかわいいポーチでした。
ハウスの外壁の質感もあいまって非常に良いハウスでした。
アメリカのハウスを見て、改めて良いものだと考えさせられました。日本の敷地で考えると、平屋に広い庭は確かに効率が悪く難しいのかもしれませんが、それをカバー出来るだけの力がハウスにはあるとおもいます。
このブログを読んで頂いた方で国内外問わず、少しでもハウスに興味、関心を持って頂けたらなと思います。