1968年の三沢

あらためまして、このブログ担当の葉臼 守(ハウスマモル)です。
私のハウス話も少し書かせていただきます。

生まれは青森県三沢市
福生と同じ基地の街です。

上の写真は3才(1968年)の時、私もハウスに住んでおり
家の脇の道で撮った写真です。
この 当時は沢山ハウスが建ち並んでいました。
福生と同じフォルム、
雪国なので雪が落ちやすいように屋根はトタンです。

そして私のハウスの裏には基地の中のアメリカ人家族が住んでいて(写真左、ハウス番号:D.131)
私はしょっちゅう遊びに行っていたそうです。
そして片言の英語で会話もしていたそうで(今は全く話せません)。

↑こちらが裏のアメリカ人ママと子供と私。

この家族の家の中はまさにアメリカで照明や絨毯やおもちゃなど
全てカラフルで 見た事もないものでした。
一番記憶に残ってるのが匂いです。
多分今でもあるアメリカの洗剤や柔軟剤の匂いだと思います。


↑こちらは母親の日本人友達のハウス。
建物の下の部分に色が付いてるのが珍しいです。多分モスグリーン。

現在の三沢には福生ほど古いハウスは残っていません。
ただ新しいハウスは結構建ってるようです(全て床暖房付き)。

初めて福生に来た時(1992年)にハウスを見るなり
三沢にタイムスリップしたかと思いました。

のちにハウスに住んでる方と知り合いになり
ハウスの庭で仲間が集まるBBQや飲み会、花見などに呼ばれて行き
夜になるとたき火を囲んで昔のハウス話や音楽の話をし
盛り上がると誰かがギターを持ち出し即興で歌を歌いだしたりして
素敵なハウスライフに感動と衝撃とあこがれを持ちました。

そして幼年時代に細胞にしみ込んでいるハウス魂(?)が蘇り
どうしてもハウスに住みたい!という思いにかられ
紆余曲折、試行錯誤の末、ハウスに住むことができました。

今では自分がハウスの庭に人を呼ぶ側になっています。
歌はヘタなので即興はやりませんが(笑)。