色んなセンス

これは福生にあるハウスです、

屋根は通常スレート瓦(コンクリート瓦)がよく使われていますが
ここはリフォームで 日本家屋の瓦を使用。

窓には鉄格子がガッチリはめられています。
暴れん坊が住んでいるのでしょうか。

ドアはもう少し渋い色の方がいいような気がします。

ハウスと”はっぴいえんど”

福生から生まれたバンドは数々ありますが
伝説のバンドと言われるバンドはこの方達抜きにしては語れません。
“はっぴいえんど”
http://ja.wikipedia.org/wiki/はっぴいえんど

ハウスを録音スタジオに改造し(ナイアガラスタジオ)
数々の名曲をハウスから生み出しています。

はっぴいえんどの写真を探すと
なにやら背景がハウスっぽいものが多いです。

上の写真のハウスは
やたら窓が高い位置にありますね。

これはホテルかもしれないですね
でもハウスにも見えますが。

白い垣根とハウス番号(でかい!)

松本隆(左端/松田聖子のスイートメモリーを作詞した方)が手をかけているのは
灯油が入ったドラム缶です。

ハウスはむかしボイラーといわれる瞬間湯沸かし器みたいなのがあり
それは沢山の灯油を使うのでドラム缶ぐらい大きな燃料タンクが必要だったんですね。
ドラム缶ではなくロケットみたいな形をした燃料タンクもありました。

 

ハウスと”はっぴいえんど”は永遠に不滅です!(長嶋風)

立川基地のハウス

1970年に撮られた立川基地の中にあったハウスの写真。
ここのハウスの窓は片上げ下げ窓
福生ではあまり見られない窓のタイプです。

 

これは1946年の古い貴重な写真。
家も作りたてで道路は建設中です。
しかし広い敷地ですね。
窓の並び方も面白いです。

こちらも同じような場所の写真です。
平屋の三角屋根が並んでいる姿は
ほんと絵になります。

ファッション関係の人が見たら
ここで撮影したいと思うでしょうね。

 

今日はハウス巡り

いい洗面台だ。

立川基地にあった大きなハウス(書籍「立川の中のアメリカ」より)
二階建て、しかも横に広い!

田中ハウス
久々だけどいいハウスだ。
子供ものびのびと育っている。

ここのハウスは内装の壁が茶色でニスが塗ってあり
独特の雰囲気を持っている

そして色んなコレクターでもある田中氏
ハウスにはこれがまた古き良き物が合うんです。

 

8年越しの念願叶い、ハウスに住む。

ハウスを守る会にこんな嬉しいメールが届きました。

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ハウス保存応援したいです!!

ハウスに憧れて福生に移りすんで8年経ちました、
どんどん壊されていくハウスを残念に思い日々すごしています。

そして念願叶いまして、3月からハウスに入居が決まりました!

ハウス保存に何か役に立てればと思いメールを送ります。
空っぽのハウスなので早めにご連絡を頂ければ、写真など
今後の活動資料などに役立てていただければうれしく思います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

なんと!早速行かねば

という事で今回取材させていただきました。

こちらがそのハウス。
玄関に板張りのポーチが付いてるタイプです。

外壁も塗り直すと良くなりそうです。

まだ前の方が引っ越されたばかりで
リフォーム中の状態でした。
リビングと増築された玄関部分。

天井の飾り板がハウスらしいです。

キッチン。
これまたハウスらいし吊り棚。
棚につかわれてるガラスは珍しい波ガラス(正式名はわかりません)

こちら4畳半の部屋
窓は木枠。
ナチュラルエイジング満載の部屋です。

こちらは6畳の部屋。
窓枠はサッシですが床は当時のままです。
このハウスは床下が風通しが良く床が腐りにくいそうで
それで残ってるんですね。

その6畳の部屋からキッチンを眺めた写真。
なんとも味があります。

このハウスがリフォームされたらまた取材したいと思います。

このようにハウスに憧れて住んでくれる人がいるから
ハウスが無くならないですみます。

まだまだハウスに憧れている人は沢山いるはずです。
そんな人に是非ハウスに住んでもらうよう
何かとお手伝いできたらいいな、と考えています。

ハウスのイラスト2点紹介

今回はハウスをモチーフにしたイラストを2点紹介。

まずは名古屋在住MARUさんの作品

ハウスに住む4人家族
外には飼い猫が自由に遊んでいて
家族は手をつなぎ歩いている。

ほのぼのした感じがとてもいいですね。

MARUさんのオフィシャルサイト
http://www.nebukuromanmaru.com/index.html

 

 

お次ぎは福生在住TETSUYAさんの作品

「MOVED」とあるのでハウスに引っ越しました、のDMだと思いますが
古さの中に洗練された何かがある、という感じです。
英字新聞を下地にしその上に絵の具を何回も重ね て味をだす、
その何とも言えない味が ハウスの古びた良さを表現していてとってもいいですね。

 

ハウスに関する作品(イラスト、写真)などありましたら紹介いたしますので
こちらにお問い合せください。

http://housemamoru.com/お問合せ 

1968年の三沢

あらためまして、このブログ担当の葉臼 守(ハウスマモル)です。
私のハウス話も少し書かせていただきます。

生まれは青森県三沢市
福生と同じ基地の街です。

上の写真は3才(1968年)の時、私もハウスに住んでおり
家の脇の道で撮った写真です。
この 当時は沢山ハウスが建ち並んでいました。
福生と同じフォルム、
雪国なので雪が落ちやすいように屋根はトタンです。

そして私のハウスの裏には基地の中のアメリカ人家族が住んでいて(写真左、ハウス番号:D.131)
私はしょっちゅう遊びに行っていたそうです。
そして片言の英語で会話もしていたそうで(今は全く話せません)。

↑こちらが裏のアメリカ人ママと子供と私。

この家族の家の中はまさにアメリカで照明や絨毯やおもちゃなど
全てカラフルで 見た事もないものでした。
一番記憶に残ってるのが匂いです。
多分今でもあるアメリカの洗剤や柔軟剤の匂いだと思います。


↑こちらは母親の日本人友達のハウス。
建物の下の部分に色が付いてるのが珍しいです。多分モスグリーン。

現在の三沢には福生ほど古いハウスは残っていません。
ただ新しいハウスは結構建ってるようです(全て床暖房付き)。

初めて福生に来た時(1992年)にハウスを見るなり
三沢にタイムスリップしたかと思いました。

のちにハウスに住んでる方と知り合いになり
ハウスの庭で仲間が集まるBBQや飲み会、花見などに呼ばれて行き
夜になるとたき火を囲んで昔のハウス話や音楽の話をし
盛り上がると誰かがギターを持ち出し即興で歌を歌いだしたりして
素敵なハウスライフに感動と衝撃とあこがれを持ちました。

そして幼年時代に細胞にしみ込んでいるハウス魂(?)が蘇り
どうしてもハウスに住みたい!という思いにかられ
紆余曲折、試行錯誤の末、ハウスに住むことができました。

今では自分がハウスの庭に人を呼ぶ側になっています。
歌はヘタなので即興はやりませんが(笑)。

貴重な写真や映像 at 九州

ツイッターで知り合ったラム蔵さん/@mashramu
からの情報にて。

貴重な写真や映像。
場所は九州、福岡県春日市

写真は下士官用のクラブ「ゼブラ・クラブ」という場所。めちゃくちゃかっこいいです。
http://blog.livedoor.jp/shiro200603/archives/cat_50013750.html 

 

映像は春日市にあるイタヅケエアベースアネックスで生活していた家族の生活風景と
太宰府天満宮へ出かけたときに撮影されたものだそうです。
家は紛れもなくアメリカンハウスですね。昔の三沢を思い出します(感動!)
http://blog.livedoor.jp/shiro200603/archives/cat_50038219.html

 

春日市にあるアメリカンハウス
屋根が面白いです。
http://blog.livedoor.jp/shiro200603/archives/cat_50015865.html

 

それと
ハウスをリノベしたCAFEもあります。
http://www1.plala.or.jp/AWCenter/annipanni/ 

ラム蔵さん
情報提供ありがとうございました。

ハウスに関する情報などありましたら紹介いたしますので
こちらにお問い合せください。

http://housemamoru.com/お問合せ 

 

カオマンガイ16号

今回は福生でハウスを使って飲食店を経営してるカオマンガイ16号の紹介です。

場所は福生16号
ツクツクという派手な台湾のタクシーが止まってるのが目印です。

店内はキレイにリノベーションされ
間仕切りの無い空間でセンス抜群です。元は2DKのタイプのものと見られます。

天井にある仕切りもハウスならではのものです。

窓の木枠もいい味だしています。

テラスもあります。
夏、ビールが旨そうです。

トイレもハウスならではの広さ、シャワー付です(笑)

「前から福生の16号でお店をやりたかったんですよ。」と
オーナーの齊藤さん。

あこがれの街であこがれの店を開く、いいですね!


バンコク屋台料理/カオマンガイ16号
福生市福生2270
Tel:042-530-2355
月曜日〜日曜日 11:30〜23:00